歴史の古いのぼり。

古くは魏志倭人伝にも記録に残り、日本書紀にものぼりをつくるようすがえがかれますが、その用途として、販促用のぼりや、相撲・歌舞伎・場所などでの興行用の大きなのぼりもありますが、実は・・・もっと深いところでは、あの「神社仏閣」にも、のぼりがたてられているのをご存知でしょうか。

神社に立てられているのぼりのことを「神社のぼり」「奉納のぼり」といいます。

それぞれ形が違っていて、「神社のぼり」は、年に一回の例大祭に、氏子さんから奉納されるのぼりのことです。

白地に黒い文字で神社の名が書かれていて、墨染めの昔ながらのシンプルなデザインが多く見られます。

「奉納のぼり」は、町や村にある社、お稲荷様(稲荷神社)などにある、赤地に白い大文字をあしらったのぼりのことです。

神社や稲荷神社にあるのぼりは由緒正しき幟なのです。

沢山同じものが立てられているのを目にしたこともあるでしょう。

のぼりが現代の生活になじんでいるのは、じつは、この神社のぼりや奉納のぼりがあったから。

葬儀や結婚でも昔はイベントごとがある度に、布地でのぼりをつくり周りの人たちに知らせていたと言います。

昔から、のぼりは日本人の中ではとても身近なもの、昔の方が、より生活に密着していたもの、だったようです。